よ

フットルースのよのネタバレレビュー・内容・結末

フットルース(1984年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

見始めの印象は「スクールカーストたけぇ…完全に強えぇ…」って感じで卑屈な青春時代を過ごした自分とは合わないかと思ったけど、最後まで見ると意外と感動…。
メッセージとかど直球なの分かってるけど感動しちゃった。

音楽が良かったのは勿論だけど、劇中での使い方もちゃんとアガるポイントを押さえていてかなり良かった。

そして自分はダンスよりもエリエルパパの葛藤と変化していく姿に泣けた。どう言っていいのかはわからんが、子供側からは子供を持つ親に是非見て欲しいし、自分もエリエルパパのような親になりたいもんです。

そしてなにが恐ろしいってフットルースの世界を街単位じゃなく国単位でやってるのが日本なのよね。若干改正されたとはいえど、つい最近まで風営法でダンスを禁止してたんだからこの国は本当にとんでもない。クラブカルチャーが好きな自分としてはこの映画のセリフ1つ1つが他人事ではなかった。
自分的には、今一度風営法についても考えさせられる映画でもあったかな。

公開当時に高校生とかでこれ観たらケヴィンベーコン憧れちゃうだろうなー。かっこよかったなー。そんで運動神経すご。
こういう高校生になれたらの憧れが凝縮されたすごい魅力的な主人公だった…。
よ