EllenAim

フットルースのEllenAimのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
4.1
MTVでのPVやサントラのヒットも相まって社会現象となった本作。
単にダンスだけの娯楽映画ではなく若者たちの苦悩、息子を亡くしてしまったというエリエルの両親もまたちょっとよかったり。
製粉工場のオーナーも粋だしなぁ。

曲の使い方、入り方が好きです。
🚜トラクターで《Holding Out For A Hero》…とはやるもんだな。
皆、激アツだし😡🔥
若さっていいよな。

ジョン・リスゴーの説教⛪怖すぎるし。

ショーン・ペンの実弟クリス・ペンおもしろいし笑。
亡くなってしまったのはホントに残念。
サラとクリス、劇中での恋人が凄くお似合いだったのですが、その後、私生活でも恋人だったんですね。


ケヴィン・ベーコンは演技派を目指していたが、この作品に出たことでアイドル扱いをされてしまい、その後、自分が出向いた先ではフットルースの曲をかけないでくれといっていたそうですが、2013年米TV番組にて、ダンスシーンを再現してくれたのは嬉しい(YouTubeでもみれます)。
BDコメンタリーでも、この作品に出演できて良かった。
テーマに奥行きもあり、名曲揃いで、とても素晴らしい作品と語ってくれてるのも嬉しい。


==以下BDでのコメンタリーにて==

ヘアスタイルはケヴィン・ベーコンがポリスのファンでスティングを基にした。
🎵NEVERの倉庫のシーンは当初、夜中のバスケのコートの予定だった。
このダンスシーンでの代役は5~6人いたという。

ケヴィン・ベーコンは当時24歳で、都会から田舎町へ、、またどのように高校生を演じればいいのか迷いがあり、ユタ州のハイスクールにフィラデルフィアからの転校生だといい一日潜り込んだという。
知ってるのは校長と生活指導員だけだった。
初登校のシーンはその体験を基にしている。

監督にはマイケル・チミノの名も挙がったが、あまりにも壮大なスケールになり脚本も大幅に手直しされ、結局✖🙅。
ん~……なーんかそんな感じがしますね…でもマイケル・チミノのフットルース…どうなってたのかな、ちょっと観てみたいかも…。。

レン役にはエミリオ・エステベス、トム・クルーズ、ロブ・ロウの名が挙がっていた。
トムはダンスもできるし熱望していた。
撮った作品を見てくれと持ってきたのが”卒業白書”での下着姿のあのダンスシーンだった。
ただトムは筋肉質。監督がダンスには細いほうがいいとトムを断念。

ロブ・ロウはダンスオーディションの最中、膝を痛めて救急車🚑で病院に運ばれた…。
膝の関節が外れていたという…… ロブ・ロウ…😔😣  

配役が決まらず切羽詰まったなか、”ダイナー”のケヴィン・ベーコンの演技に惚れ、ダンスもできるという事で彼が候補に。
演技派志望だったケヴィン・ベーコンは半ば拒み続け、
また”クリスティーン”の役も決まっていたが、ホラー映画をとるかダンス映画をとるか、でフットルースを選んだという。

[再観賞]
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