今で言う独親の母の元、生まれ育った少年。
母からいじめれらる日々。今見ると笑うほどおかしいがこの子にとっては普通だと思うとつらい。
まず普通に親から馬鹿にしたあだ名でずっと呼ばれてるのがやばい。…
【1934年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『運命の饗宴』などのジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ジュール・ルナールの同名小説を映画化した作品。主演のロベール・リナンは天才子役と言われてい…
にんじんは死んだ。
ルピック家の末っ子にんじんは、なぜか彼にだけ辛くあたる母親、家族に無関心な父親、意地悪な兄姉と暮らし、孤独を感じていたが、新しく雇われた使用人アネットだけはにんじんを気にかけて…
子どもの頃、図書館で本を借りて読んだことがあるのをぼんやり思い出した。ストーリーはあまり覚えていないけれど、嫌な話だった印象だけ残っている。児童文学ってたまにとんでもない話がありますよね。大人になっ…
>>続きを読むルナールの小説を映画化した作品。結末はこんなんだったっけ?にんじんは可哀想だけど、兄や姉と違い自分で何でもするし、生命力がある。周りに理解者もいるからまだ救われる。にんじん役のロベール・リナンがいい…
>>続きを読むルビック夫人のにんじん子とフランソワへの虐待ぶり、彼の兄弟も意地悪です。義憤にかられる。よく継子いじめという言葉を聞くけど、本当のこどもにも、虐待はある。日本でも多いもの。
唯一、味方の父親も、なん…
「自分の殻に閉じこもるな」と言われても、そうするのは防衛本能なんだから殻を破ることってかなり難しい。
さらに最も身近な存在である親から嫌われていると感じていたら、誰も信じることができなくなって殻から…
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作。
髪の色が元で“にんじん”と呼ばれる少年・フランソワの日常を、家族との関係を中心に描いたドラマ。
『にんじん』の映像化作品の鑑賞は実は2回目で、初めて観たのは15…