にんじんに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「にんじん」に投稿された感想・評価

qqfowl

qqfowlの感想・評価

4.0

殿堂入り児童文学だと思うんだけど未読だったので、映画があると知り見てみた。

にんじん君は両親が不仲で、母親は父親に対する鬱憤を末っ子にぶつけている。不満があるからって、家庭の中に生け贄を必要とする…

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ルナールの自伝的同名小説の映画化。
ヒステリックなイカれた母が、末っ子のフランソワにだけ虐待し、家族は皆、それに対して無関心。何だこれは?これが児童文学なの?ハッピーエンド風だけど…。これは、胸糞映…

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フランスの作家ジュール・ルナールの児童文学『にんじん』の映画版


子供の頃図書室で出会った『にんじん』
親が共働きで寂しかった時に出会いました。

母親が本当の名前を呼んでくれずつけられたあだ名。…

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たく

たくの感想・評価

3.7

愛のない家庭で孤独に暮らす少年の苦悩を描くジュリアン・デュヴィヴィエ監督1932年作品。調べると、自身が監督した1925年のサイレント映画のリメイクとのこと。原作はたしか子どもの頃に世界名作童話全集…

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漫☆画太郎の古典文学

青空文庫

の流れで鑑賞。
お父さん原作より優しいね…!😭
出てくる子供達が皆可愛い…

飯ストとか寄宿学校の話とか、お兄ちゃんのいじめるシーンとかもう少し入ってくるのかな…

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このレビューはネタバレを含みます

デュヴィヴィエ監督が1925年に制作したサイレント版をトーキー版としてセルフリメイク。日本でのデュヴィヴィエ・ブームの幕開けとなった一本。1934年(昭和9年)キネマ旬報ベストテン第三位。ちなみに第…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.9

【1934年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『運命の饗宴』などのジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ジュール・ルナールの同名小説を映画化した作品。主演のロベール・リナンは天才子役と言われてい…

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なじられながらも気丈に振る舞うにんじんが急に鬱ボルテージマックスになっちゃう流れは大雨の日の濁流のごとしだし、この落差によって生まれる絶望感はつやつやのりんごを切ったら中が腐っていた時と似ている。
haru

haruの感想・評価

4.0

にんじんは死んだ。

ルピック家の末っ子にんじんは、なぜか彼にだけ辛くあたる母親、家族に無関心な父親、意地悪な兄姉と暮らし、孤独を感じていたが、新しく雇われた使用人アネットだけはにんじんを気にかけて…

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えり子

えり子の感想・評価

3.9

ルビック夫人のにんじん子とフランソワへの虐待ぶり、彼の兄弟も意地悪です。義憤にかられる。よく継子いじめという言葉を聞くけど、本当のこどもにも、虐待はある。日本でも多いもの。
唯一、味方の父親も、なん…

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