「自分の殻に閉じこもるな」と言われても、そうするのは防衛本能なんだから殻を破ることってかなり難しい。
さらに最も身近な存在である親から嫌われていると感じていたら、誰も信じることができなくなって殻から…
フランスの作家ジュール・ルナールの小説を映画化。子どもの頃に児童書で読んだ事がありますが赤毛とそばかすのために家族から『にんじん』と呼ばれる少年の境遇の理不尽さになかなか読み進められなかったのを覚え…
>>続きを読む3兄弟なのに疎まれてる次男フランソワ。
赤毛でそばかすなのでにんじんと呼ばれてるんだけどとにかく母親のアタリがキツすぎる!兄弟もたいがいでしたが…
唯一害のない父親は序盤は無関心すぎに見えたけどラ…
ジュリアンデュヴィヴィエ作品で、
1925年サイレント版のセルフリメイク。
ジュールルナールの原作を読んで、
好きだったような記憶。
ルナールの子供時代がモチーフだそうです。
赤毛とそばかすの貧相ボ…
あの母親の悪辣さは何事か。
攻撃性と被害者意識の塊で、言動を見ているだけで体力が減る。
上2人の兄妹を贔屓する割に、そいつらからも全然好かれてないし何なんだ。
少年”にんじん”が他人同然だった父親…
理不尽極まりない母親と無関心な父の冷めきった夫婦間。
溺愛される長男と長女。
そして、厄介者扱いの末っ子の『にんじん』
イヤな家族。
何なんだ?この母親…?
中盤からずっと眉をひそめて鑑賞…。
…
オフュルス『快楽』第二話のように、フランスの田舎が舞台になるモノクロ映画はいいなあ。陽光が溢れる田舎の風景は、カラーよりもモノクロにふさわしい。ルノワール『ピクニック』も雨が降るまでの幸福感が忘れ難…
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