劇中で主人公一家がメロンを食べていて驚きました。
ワイが子どもの頃(大昔ですが、それでもこの映画よりははるかに最近)、メロンは入院しない限り食べられませんでした。入院すれば誰かがお見舞いで持って来て…
このレビューはネタバレを含みます
デュヴィヴィエ監督が1925年に制作したサイレント版をトーキー版としてセルフリメイク。日本でのデュヴィヴィエ・ブームの幕開けとなった一本。1934年(昭和9年)キネマ旬報ベストテン第三位。ちなみに第…
>>続きを読む今で言う独親の母の元、生まれ育った少年。
母からいじめれらる日々。今見ると笑うほどおかしいがこの子にとっては普通だと思うとつらい。
まず普通に親から馬鹿にしたあだ名でずっと呼ばれてるのがやばい。…
【1934年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『運命の饗宴』などのジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ジュール・ルナールの同名小説を映画化した作品。主演のロベール・リナンは天才子役と言われてい…
にんじんは死んだ。
ルピック家の末っ子にんじんは、なぜか彼にだけ辛くあたる母親、家族に無関心な父親、意地悪な兄姉と暮らし、孤独を感じていたが、新しく雇われた使用人アネットだけはにんじんを気にかけて…
子どもの頃、図書館で本を借りて読んだことがあるのをぼんやり思い出した。ストーリーはあまり覚えていないけれど、嫌な話だった印象だけ残っている。児童文学ってたまにとんでもない話がありますよね。大人になっ…
>>続きを読むルナールの小説を映画化した作品。結末はこんなんだったっけ?にんじんは可哀想だけど、兄や姉と違い自分で何でもするし、生命力がある。周りに理解者もいるからまだ救われる。にんじん役のロベール・リナンがいい…
>>続きを読むルビック夫人のにんじん子とフランソワへの虐待ぶり、彼の兄弟も意地悪です。義憤にかられる。よく継子いじめという言葉を聞くけど、本当のこどもにも、虐待はある。日本でも多いもの。
唯一、味方の父親も、なん…