あきしげ

ジェイソンX 13日の金曜日のあきしげのレビュー・感想・評価

ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)
3.0
殺人鬼、宇宙へ。

ジェイソン・ボーヒーズ。
ホッケーマスクを被って、
鉈を振り回す怪力の怪物。

狙われた標的は走って逃げ出す。
それに対して堂々と歩く殺人鬼。
後ろ振り向いて確認した対象者。
再び前を見るとそこには殺人鬼。
瞬間移動すら殺しの演出に使う。

ジェイソン・ボーヒーズ。
クリスタルレイクが舞台。
そこで怪物は生死を経験。

その殺人鬼は時を経て宇宙へ。
2010年から約400年後。
冷凍保存状態で旧地球で発見。

未来の考古学者は「ヒャッハー!」と喜ぶ。
更に400年前の冷凍保存女性研究員付き。
教え子を抱える考古学者の金欲は底知らず。

ジェイソン・ボーヒーズの死体は、
未来ではDVDボックスより価値があって、
金欲考古学者は笑いが止まらない。

だが、ジェイソン・ボーヒーズは動かない。

そんな中で冷凍保存女性研究員(主人公)は復活。
未来の技術ナノマシンのアリにより完全蘇生する。
しかも、400年前の冷凍保存から無傷での復活。

まだ、ジェイソン・ボーヒーズは動かない。

400年前の怪物を研究する生徒3人が研究室へ。
一人は真面目、他の二人はいちゃつくバカップル。
呆れた真面目さんはバカップルを研究室から出す。

でも、ジェイソン・ボーヒーズは動かない。

最高に燃え上がるバカップルのテンションが上昇。
そのまま部屋に行いくと行為を始めるようとする。
不純なヤツらを許さないジェイソン・ボーヒーズ。

ついにジェイソン・ボーヒーズは動き出す。

まずは目の前にいる真面目な研究をぶっ殺す。
ついでに未来の鉈的なデザインの刃物を入手。
クルミほどの脳ミソを使い宇宙船を徘徊する。

そして、ジェイソン・ボーヒーズは始める。

殺人ショーを展開する連続殺人鬼の怪物。
逃げ惑うだけの生徒たちは殺されていく。
同乗する軍人たちの抵抗すら意味がない。

次々とジェイソン・ボーヒーズは惨殺する。

首をへし折る、
鉈の重い一撃、
ドリル回転死、

繰り出すジェイソン・ボーヒーズの殺人術。

その中でブロッドスキー軍曹は別格だ。
あのジェイソン・ボーヒーズに対して、
真っ赤なダサイ宇宙服を着ているけど、
まさかの肉弾戦を殺人鬼に挑むのです。

そこへジェイソン・ボーヒーズを倒す者が。

生徒の一人が製作した女性型アンドロイド。
コミュニケーションツールのアンドロイド。
だが、それ以上を製作者に望むラブボット。

戦闘用のプログラムを組み込まれたアンドロイド。
身軽なアクションをこなし、
二丁拳銃を華麗にぶっ放し、
ショットガンの銃弾で倒れ、
腕、腹、最後には頭部を破壊される不死の殺人鬼。

それでも、ジェイソン・ボーヒーズは甦る。

ナノマシンのアリにより殺人鬼は、
周囲の金属物質を身体に融合させ、
こうして生まれ変わり立ち上がる。

メタル化ジェイソン・ボーヒーズは強すぎ。

二丁拳銃からの弾丸を弾くボディ、
金属化による重量増加による怪力、
何より凶暴性を示している赤い目。

しかし、ジェイソン・ボーヒーズは倒れる。

女戦士になった主人公の活躍、
ブロッドスキー軍曹の捨て身。
殺人鬼は宇宙に放り出される。

これでジェイソン・ボーヒーズは星になる。

彼のマスクが落ちた場所。
第二地球の見覚えある湖。

「キ、キ、キ、キ、マ、マ、マ、マ」

MY-32
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