つぼかび

ジェイソンX 13日の金曜日のつぼかびのレビュー・感想・評価

ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)
1.5
SF、密室、連続殺人という上手く料理すればかなり面白くなる要素が満載なのにも関わらず、しかもジェイソン・ボーヒーズという人気キャラクターを使ってまでして、このレベルの低さである。

「何でもありか!!」という作中の台詞が全てを代弁してくれているが、反則級の後出しジャンケンをこれでもかこれでもかと連発してくるので観てる側としては終始冷め切ってしまう。

ストーリー展開に余計な兵士のしょうもない殺され方に典型的な金の亡者キャラ(しかも彼の行動はストーリー展開に何ら影響を与えていない)、急に発狂して脱出ポッドをぶっ壊す空気の読めないバカに突然のパワーインフレ、謎のジェイソンサイボーグ化。極めつけは「開かずの扉か!」

『エイリアン4』のような楽しいお化け屋敷映画になるポテンシャルを持った設定だっただけに非常に残念な内容であった。ラストも…うん、まあ、はい…。
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