海上で発見された男（マット・デイモン）は記憶を喪失しており、助けられた漁船を離れて自分の身元を確認しようと動き出すが、多くの人間から命を狙われてしまう。身体に染み付いた戦闘能力で危険を回避するも、追手は追撃の手を緩めない。男は「ジェイソン・ボーン」という名とともに途中で知り合ったマリーという女性とともに自分の過去を求めて逃避行を続ける。
この作品が製作されていた当時、続編が予定されていたかは分からないが、ストーリーはこの1本できちんと完結しており良かった。記憶喪失の状態から少しずつ自分の情報を獲得していく過程はとても面白かったが、電話で個人情報がどんどん流出しているのはどうだろうかと思った。
主人公は常に命を狙われているので緊張感が持続して目が離せないようになっていて良かった。戦闘アクションやカーチェイスなどアクションの部分も良かった。マット・デイモンの格闘シーンは思った以上に格好良かった。
面白かったと思います。
