温泉たまご

ボーン・アイデンティティーの温泉たまごのレビュー・感想・評価

3.4
2021-40

ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。そこで自身がジェイソン・ボーンであることを知る。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。


ボーンシリーズなんやかんやで見たことなくて。記憶は失ったものの身体は覚えている、その動きや考え方が洗練されていて気持ちいい。

ジェイソンと同じように、「何故」「誰が」「何のために」を考えていくのがおもしろい。(敵サイドも知れるから、ジェイソンより真相にはやく気づくけど)
名前忘れちゃったけど、敵サイドのオペレーターっぽい女の人が有能すぎて素晴らしかった!すき。

ただ、全体的にちょっと話は分かりづらいところもあったかなぁとは思う。 ジェイソンが記憶喪失ゆえに演出としては全部綺麗にするわけには行かないってことなのかとは思うんだけども。最後らへんでちゃんと解決というか、説明はされるけど、もやもやするのはしちゃうかな。

あと、私犬が好きなので直接的な描写はなかったけど、悲しくなっちゃったよ…。