阿房門王仁太郎

ボーン・アイデンティティーの阿房門王仁太郎のレビュー・感想・評価

4.0
肉弾戦も銃撃戦もカーチェイスも「一撃で仕留める」ではなくて油断した、集中力が切れた、戦闘能力を喪失した者が脱落していくようなリアリティとテンションの持続のあるアクションが印象的だった。この流れる様なアクションの連続が「アイデンティティーの獲得」というよりは「連続した運動自体をアイデンティティーとする」という孤独を浮き彫りにしていたように思えた。
阿房門王仁太郎

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