ハナカズキ

ボーン・アイデンティティーのハナカズキのレビュー・感想・評価

3.7
瀕死の男が目を覚ますと、名前も何も覚えておらず記憶喪失だった。唯一の手掛かりは銀行の名前と貸金庫の番号。なぜか暗殺者たちに命を狙われる主人公。一体何者なのか?

これはスパイアクションに、少ない手掛かりから「自分は一体何者なんだ?」という謎に少しずつ迫っていくミステリーとがクロスしたような作品かと思っていたんですが、期待していたよりあっさりと謎が解決した印象です。

せっかくの設定の面白さが100%活かしきれていないような。面白かったんですけどね。

この映画の監督ダグ・リーマンの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」も同じような感想でした。設定はすごく面白そうだけど、期待値を上回るほどの深みがなかったように感じました。

アクションがメインと思って鑑賞すれば面白かったと思いますが、ミステリー要素を期待し過ぎると、物足りなさを感じるかもしれません。
ハナカズキ

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