「名前はジェイソン・ボーン…パリに住んでいる…。」
地中海 マルセイユの南100キロ地点。嵐で大荒れの海を大きな船が行きます。船員たちがトランプをしている中、拾い上げられた男がいます。彼は身体中に銃弾を受けていました。
銃弾と共に取り出されたのは小さなチップでした。壁に照らすとゲマインシャフト銀行 チューリッヒと文字が浮かび上がります。さて…
ジェイソン・ボーンシリーズの第1作目になります。
元CIA工作員で記憶を失ったマット・デイモン扮するジェイソン・ボーンの活躍を描くシリーズです。
上映当時はすごく宣伝がなされ、とても人気のあったシリーズ映画でした。
元工作員らしく、何かの折には身体が機敏に動きますが、記憶を失っているので、何が何だかわからない…そんなシチュエーションが、当時新鮮に映りました。
次から次ぎに起こるアクション。そのアクションもキレがあり見応えがあります。
ハラハラドキドキの展開の速い映画です。
シリーズはこの後、進んでいきますが、ストーリーは一作目が一番練られて完成度が高く思います。
マット・デイモンが人気絶頂期の映画でもあります。
「実は2週間前のことを何一つ覚えてないんだ。」