eiganoTOKO

娼婦マヤのeiganoTOKOのネタバレレビュー・内容・結末

娼婦マヤ(1949年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

人種差別的な描き方がむちゃくちゃ不愉快。
船旅の途中、オリエンタリズム的に出てきた、ターバン巻いた男は一体なにじんなの…。
インド系を表現したいのだろうが、この人たぶん実際は別の国の人だよね。カシミールって適当すぎの役名みて、「ティファニーで朝食を」の日本人役名ユニオシを思い出したよ笑
笑い事じゃねー!

「黒人のようにタダ働きしろってか」の台詞も。
時代とも言えるが、1952年て黒人公民権運動の真っ最中でしょ。この雑なセリフに監督の適当さ、真摯のかけらのなさが濃縮されてる。
今見て面白いと思えるところといえば、マヤの神聖娼婦は男の望むものに変身できる女優みたいなもの、という点かな。
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