このレビューはネタバレを含みます
人種差別的な描き方がむちゃくちゃ不愉快。
船旅の途中、オリエンタリズム的に出てきた、ターバン巻いた男は一体なにじんなの…。
インド系を表現したいのだろうが、この人たぶん実際は別の国の人だよね。カシミールって適当すぎの役名みて、「ティファニーで朝食を」の日本人役名ユニオシを思い出したよ笑
笑い事じゃねー!
「黒人のようにタダ働きしろってか」の台詞も。
時代とも言えるが、1952年て黒人公民権運動の真っ最中でしょ。この雑なセリフに監督の適当さ、真摯のかけらのなさが濃縮されてる。
今見て面白いと思えるところといえば、マヤの神聖娼婦は男の望むものに変身できる女優みたいなもの、という点かな。