この作品がアメリカで大ヒットしたことによりジャッキーはアジアのジャッキーから世界のジャッキーになりました!
間違いなくジャッキー映画のターニングポイントとなった1作です!
だ、け、ど…
個人的にはかなり微妙なんです、ストーリーかなりめちゃくちゃじゃないですかこれ?そりゃ今までのジャッキー映画だって脚本がお粗末な作品はありましたけど、そこには常にお粗末さをカバーできるだけの愛嬌があったんですよ。敵も何だか憎めない感じだったり、イライラだけじゃ終わらないような上手さがあったと思うんです。
それに比べるとこれはどうですか?敵がマジで嫌な奴らな上に生半可な感じで許されちゃうし、ジャッキーの受ける仕打ちも観ていて苦しくなります。ジャッキー映画に何を求めているかによって満足度も変わってくると思いますが、僕は何よりも愛嬌を求めていたのでちょっとガッカリでした…。
結論、個人的にはあんまりな作品でした。敵に1人くらいガチでカンフーの強い奴とかいれば良かったんですけど雑魚が群がってるだけって感じで物足りませんでしたね…。『ドラゴンへの道』にチャックノリスがいないような、そんな気分です。