朱音

レッド・ブロンクスの朱音のレビュー・感想・評価

レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)
3.9
本人は至って真剣に全力で演じているんだろうけど,表情や動き,リアクションから小道具を存分に使ったアクションは何から何までどう観てもコメディにしか見えない。でも多分本気でやってるからこその面白さ。エンドロ-ルのNG集にしたって,大怪我な筈なのに本人は笑って撮影してる。かなり強靭的な事を普通にこなす恐るべしジャッキ-。これがみんながハマるジャッキ-の魅力か…と妙に納得。
ただスト-リ-的に疑問は残るんです。ダイヤ結局どうした⁇とか。香港の恋人どうした⁇とか。お店は最終的にどうした⁇とか。叔父さんカムバックしないけど大丈夫⁇とかいろいろ。でも…ラストのホバ-クラフト暴走で全てが吹っ飛んだ。ある意味戦車よりも怖い。前半のギャング達も街中でかなり暴れてましたが,それを上回る暴走っぷり。もうね,街,崩壊,壊滅状態。そして警察の駄目駄目っぷりのおかげでジャッキ-のル-ル破りな活躍がヒ-ロ-っぽく見える。なんとも言えない爽快感。
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