モチモチ

河のモチモチのネタバレレビュー・内容・結末

(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

え、え、なにこれーーー
最初は夏っぽい雰囲気が素敵〜女の子の服かわい〜とか思ってヘラヘラ見てたら、不穏だし、絶望もあるし、と思ったらたまに笑えるシーンあるし、エロいし、悲しいしで、なんだこの映画。完全に初めて見た感覚の映画。

前提知識無しで見始めたので、首の痛みも言うてもすぐに治るだろって見てたらどんどん悪化していって、ご飯を食べるのも不自由な状況に…。ここらへんの健常者から、これから本当に一生このまま障害者になるかもしれないというシリアスな匂いが本当に怖かった。
この怖さをまとったままの雰囲気で、首の痛みを治すべく、病院行ったり、よく分からないヤバそうな民間治療行ったりして、針責めにあったりで…なんというか…正直少年の苦痛の表情と、未来への絶望感が相まってめちゃくちゃエロかった…。なんか変な扉開きそうだった…。
もうこの位から絶対監督ゲイだ…と思ってたら案の定。とにかく肌の光の当たり方とか、湿度感とか音とか全部が性的。

最後はあれはそういうことなんでしょうか。台北に戻って名医に出会って欲しかったな。
モチモチ

モチモチ