既に終わっている家族が息子の謎の首痛でどうなって行くのか。
ひょんな事で死体役として河に流されることになった主人公の男。その後セックスしてから首がおかしくなって、、。
ちょっとした首の違和感は、水の侵食のようにあっという間に身体を蝕んでいく。
効かない東洋医学に頼るゲイの父ちゃんと裏ビデオ屋と不倫してる中華料理持って帰ってくる母ちゃん。
なんか噛み合わなくてなんか焦ったくてなんかモヤモヤするのがずっと続き、
最後は絶望的な水量でドーンっ!!!
おかしな家族の描写がとことんおかしいので、何の話だったんだ。ってなる所ですが、こんな私でもふわっとメッセージは伝わってきました。
パラサイト半地下をもっと芸術的に分かりにくくした感じです。
この監督の作品は数本目。
台湾の空気と独特な世界観とあの主人公の猿顔少年。
たまらなく癖になります。
2週間以上前に観て、レビューを書いていなかったけど、ここ1週間どうも首が痛くて、この作品のフラッシュバックが半端じゃなかったので書いてみた。
早く首治ってけれ。