ちろる

三銃士のちろるのレビュー・感想・評価

三銃士(1993年製作の映画)
3.5
K・サザーランド、C・シーンといった当時の人気俳優たちを多数起用し、ディズニーが多額の製作費を投入して制作された作品。
三銃士についてわたし詳しく知らなかったのですが、さすがディズニー映画、わかりやすくて入門編としてぴったりです。
ダルタニアンって有名ですが三銃士の一人じゃないんですね。

舞台は17世紀、フランスのパリ。
ルイ13世の下、王に仕えた三銃士と近衛銃士隊は史実として有名。
王の代わりに王座に就こうと三銃士ら銃士隊を解散させたのが枢機卿。
そのことを阻止しようとして、近衛銃士隊を復活させたのがこの物語の主人公ダルタニアンである。
ダルタニアンも頑張ったのだから四銃士にしてあげて〜と思ってしまうのは私だけではないはず。

勧善懲悪もチームワークも、全てが王道。
そして馬車や馬を上手く活用した派手なアクションののちに貫かれる「正義は勝つ」パターン。
そんでもってすこしだけロマンスもあります。

ディズニー映画の歴史大作とだけあって、セットや衣装にお金を掛けているのが分かる豪華さのおかげで物語の世界にすんなりと入れるし、銃士隊の衣装も見所だ。

残酷な血みどろなシーンもないのでお子様とも安心して楽しんで観ることのできる本作、家族で楽しむ痛快娯楽作品として是非ファミリーで楽しんでほしいです。
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