フライ

今そこにある危機のフライのレビュー・感想・評価

今そこにある危機(1994年製作の映画)
3.7
ジャックライアンシリーズの定番、巨悪に立ち向かう熱い男をハリソン・フォードが演じる作品だが、終盤のウィレム・デフォーとの掛け合いがとにかく最高。
重厚なベテランキャスト陣が演じるサスペンスアクションだが、実直で正義を貫くジャックライアン役をハリソン・フォードがハマっていて感情移入してしまうし、好感が持てる。
麻薬カルテルの資金洗浄をしていたアメリカ大統領の友人が殺されてから発展していく、色々な陰謀や暗殺など緊迫した展開と腹の立つ黒幕に終始目の離せない濃い内容がとても楽しめるストーリー。ジャックライアンが進める捜査と裏で進む陰謀が、終盤で1つに繋がりラスト定番のスッキリ感が気持ちの良い映画。
CIA副長官でありながら泥臭い終盤のアクション、更にはラストで大統領まで告発する内容はジャックライアンの正義と熱さを存分に味わえる、とても好感が持てる作品。
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