このレビューはネタバレを含みます
2度目
鑑賞中、最初観た時より抜群に興味が増しているな…とワクワクした。映画は限りなくタイミングだと最近思う。
「なんとなく、髭について」笑いながら触れるくだりの救い、「なんとなく」というあまりにぼんやりとした発想を伝える意思、映画は要らないカットなんて存在しないと言うけれど、それは伝えたいことだけがある映画じゃなくて、空気感のために必要な情景であったり、わたしにとって「なんとなく」というグレーな存在は必要不可欠であるから、映画にこんな柔らかい部分が在ることが、心底嬉しくなった。
シネマメンバーズにてロメールを毎日観ることが可能だった日々、祝祭と呼んでいた。ああ、また見返そうかな!
1度目
ロメール 喜劇と格言劇シリーズを観終えた...あんなに待ち望んで観た初めてのロメールは(初めてじゃないか、以前三重スパイを観たことあった)こざっぱりしたフランスの日常すぎて、気が抜けていて適当で言いたい放題!やっぱりフランス人いいなと思って。この作品は方眼紙にカラーペンの手書きの文字がかわいかったな、すごく贅沢な物言いだけど、これら作品たちをしばらく観たい時に観れるってのは幸せだな、喜劇と格言劇シリーズの感想になってしまった