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次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-150 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋この第四部で、次郎長一家の面々が全て揃うことになるんですね!!豚松こと加東大介が初登場、体当たりの演技で頑張ってくれます。第三部で新しく参加した面々の人物背景をしっかり描いて、第四部で一気に盛り上がり!!森繁久彌演じる森の石松も全開、次郎長親分にも風格が備わってきました。

🖋とにかく痛快!!一つの物語の到達点です。台所での調理シーンや相撲興行のシーン、そしてラストの殺陣とマキの演出冴え渡ります!!

🖋(シリーズ全般):ほんと観ていて痛快!!義理と人情に心温まり、娯楽作品としての和みもいっぱい。今の殺伐とした時代にこそ観るべき作品かもしれません。“清水の次郎長”何度も映画化されている作品ですが、やっぱりマキノ雅弘監督の本シリーズがオリジンであり、一番面白い!!シリーズ化されて第9作まで早撮りのマキノの真骨頂、2年間で制作されたんですね。なのでどうやら途中で原作を追い越したみたいです(笑)。義理と人情、恋あり、意地あり、喧嘩あり、そして笑いと涙ありの娯楽大作、意地と度胸を懐に命を賭けたやくざ渡世をゆく次郎長一家の活躍を描いたシリーズです。さあ、続きをゆっくりと鑑賞していきます!!

😆Story:(参考: 東宝)
三保の豚松登場!まさに清水港に次郎長一家勢揃い!清水に戻った次郎長一家。次郎長の引っ越し祝いの席で盃を受け子分になった豚松に加え、お仲、石松と三五郎も次郎長を頼ってやって来た。次郎長は相撲興行を計画、しかし三五郎を敵と狙う黒駒の大貸大岩の闇討ちに端を発し、甲州の黒駒一家との関係が険悪となってしまう。

🔸Database🔸
・邦題 :『次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1953
・日本公開 : 1953/06/23
・上映時間 : 80分
・受賞 : ※※※
・監督 : マキノ雅弘
・脚本 : 松浦健郎
・原作 : 村上元三
・撮影 : 山田一夫
・音楽 : 鈴木静一
・出演 : 小堀明男、森繁久彌、小泉博 、久慈あさみ、河津清三郎、田中春男、石井一雄、森健二、田崎潤、若山セツ子、花房一美、豊島美智子、広沢虎造、加東大介

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
スタッフ・キャストとも第三部と共通。「青色革命」の加東大介、「胡椒息子」の石黒達也、などがこれに加っている。この篇で次郎長一家の面々が一通り揃うことになる。
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