「次郎長三国志」シリーズ第4弾。
いよいよ次郎長一家全員が揃って、大立ち回りをする作品。
清水に帰ってきた次郎長一家。
すぐにでも黒駒一家との抗争が始まる雰囲気だったが、投げ節お仲の説得によって、一旦控える次郎長達。
そこに現れたのが、森の石松と追分の三五郎。
彼らは旅先で出会った相撲取り数人の面倒を見て欲しいと次郎長に懇願する。
そして次郎長は相撲の興行を開くが…
石松と三五郎、そして豚松が絶妙な感じで仲間になるところが良い。
そして相変わらず器の大きい次郎長親分だが、その裏でお蝶が努力しているところが伝わってくる話は、現代にも通じる良い話。
あと最大の見所である黒駒一家との戦いだが、このシーンはなんと言っても久慈あさみ演じる投げ節のお仲さんがカッコ良すぎる。