ジャリリの、オフィス北野出資による、イラン=日本作品。国境近くの街デルバランのカフェにアフガン難民の14歳の少年が立ち寄り、そのまま居つく。草筵をしたり、買い出しに行ったり、手伝う少年い、カフェの老…
>>続きを読むAbolfazl Jalili (アボルファズル・ジャリリ)監督の映画を初めて鑑賞する。試写を探したが、わからない語学ばかりなので全部見なかったが、この主人公はアフガニスタンからのようだ。その言葉だ…
>>続きを読む「それでも僕は歩いてゆく」から3年後 アボルファズル・ジャリリ監督は子供を追い続ける
イラン人のファルハードは身分証明書がなくて見ていて気の毒なくらいの苦労をしていた
アフガニスタンからの難民がいっ…
ジャリリはまだほとんど鑑賞していない。何年か前に観た『ハーフェズ ペルシャの詩』は記憶に残っていないし先日の『グリーン、ホワイト、レッド ーイラン映画の歴史を求めてー』はイラン映画史をコラージュした…
>>続きを読む戦災孤児に捧げた映画。走る走る
主人公を演じた少年は現実でも難民だったらしい。難民少年に容赦ない大人たちがいるなか、心優しいひともいる。でも非情な現実が多すぎる。バイク4人乗りには驚愕。メイキング…
セリフも少なく変化も余りない、もちろん悲惨な戦闘シーンもない故に余計にその重みを感じた。少年は走る走る走る目の前の問題を解決する為に必死に走る。何故必死に走るのか、必死になってもどうにもならない事の…
>>続きを読む「少年と砂漠のカフェ」
冒頭、アフガニスタンとの国境に近いイランの小さな町、デルバラン。14歳の少年キャンイン、有刺鉄線と雷雲。トラック、老夫婦、カフェ、戦渦、住み込みで働く、息子、警官、不法入国…
ベンヤミン謂く「ある芸術の社会的意義が減少すればするほど、公衆の批判的な態度と享受的な態度がお互いに分離する。」らしい。イラン映画には本作のような実際的な、現在進行形の問題を知らしめるという目的があ…
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