ゴースト

西部戦線異状なしのゴーストのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
3.6
レマルクの名著をベースに映画化。だが、原作小説のダイジェスト版といった趣きが否めなく、やや短縮したストーリーだと感じた。
戦場の圧迫感を伝えるシーンはあるのだが、インパクトに欠け、原作のイメージは超えられなかったように思う。
自分が感動した、レワンドウスキーの病院のくだりもなく(アメリカ映画だし、性的なシーンなのでそこは難しいか…)、最後に表題の意味が明かされることもないので、やはり少し減点せざるを得ない。
副主人公カチンスキーのイメージや吹き替えは悪くはなかったかな。
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