戦闘のシーンは『二百三高地』を思い出した。
休暇で帰ってきた地元で行ってもない戦争で議論する爺さんたちを見ている主人公は『父親たちの星条』を思い出した。
今まで大した数を観てないはずなのに、色んなシーンが重なる。
それはつまり、どこの国でも、どこの人間でも、どこの文化でも、結局戦争とは皆同じだと言うことなのだろうか。
そして、これが過去の話ではなく、今、この時にも同じような状況に置かれている人がいるということが、言葉にならない。
古い映画だから、少し理解しづらい作品かも、と思ったがそんな心配は杞憂だった。
今でも充分理解出来るし、違和感も少ない。
戦争映画のお手本みたいな作品。
早く世界で“戦争”がファンタジーになったらいいのに。