うー、面白くはあったけど見るのが辛い映画だった…
主人公のルイーサは愛猫を亡くし、家族も居なく、二つの職を一気に首になります。そこから這い上がっていくストーリー…とあるんですけど、あれって這い上がったって言えるのでしょうか？(大切な人が見つかったょ＊*ってだけでは生きていけないと私は思う)
とにかくドン底描写が辛くて「最貧困女子」を読んだ時のダウナー感を連想しました。
アルゼンチンの社会病理に肉薄してるのが興味深い。今年見た中だと「人生スイッチ」の爆弾魔エピソードが近いです。
失業率が高く地下鉄は物乞いに溢れて、公共システムも止まりまくり。すげー国だなと思いつつも日本も今完全に他人事とは言ってられないなぁ。
オシャレなほっこりコメディを期待しないよう注意。
