キャサリン

ルイーサのキャサリンのレビュー・感想・評価

ルイーサ(2008年製作の映画)
3.8
適当に選んだ映画だったけどめっちゃよかった!
一人細々と二つの仕事をこなしながら、飼い猫と共に無駄のなく過ごしてきたルイーサ。
突然の猫の死と二つの仕事のクビ。
地下鉄で物乞いをしながら猫の火葬費を稼ぐ日々への転落。
なのに音楽の軽快さや、何でそうなる!ってツッコミを入れたくなるほどマジメなルイーサにクスッとなる。
物乞い仲間のホセと元職場に恐喝電話したり、街のポスターにちょび髭落書きしたりするシーン好き。
"私に任せて!盲目のフリなら得意なの"は笑った。
映画としても暗くなりすぎず、ちょうど良いブラックコメディ感が好印象。
アルゼンチン映画、初めてだなあ。
ルイーサの夢シーンのシュールな映像とかもカッコいい。
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