コブラ

110番街交差点のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

110番街交差点(1972年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

控え目に言って最&高。
初見。

「ジャッキー•ブラウン」で知った「Across 110th street」だけど、この映画のオープニングバージョン(BPM速い)どこ探してもないんだけどなんで?サントラにも入ってないんだが、、。

セントラル•パークを境界線にして別れる白人アッパー層とハーレム黒人貧困層という分断。黒人の中でも学びを得た者(警察官)とそうでない者(ギャング)という環境による分断。そして同じ警察官同士なのに肌の色が違うという事で生まれる分断。

そげな各種対立の中に産まれるほんの少しの和解の芽。「夜の大捜査線」系譜のヤツだった。つまり大好物。

ギャングによるキャン玉切り落としや業務用スチームによる拷問とかバイオレンスもエグみあって緊張感あるし、冒頭の裏帳簿作成シーンの金の数え方のそれっぽさとかディティールも堪らんもんがある。


ラストのニューシネマ感のあるヤフェット・コットーの唐突な死はご愛嬌。



追記
「いつになれば俺を警官として見てくれる!」
このクインの叫びにはホロっときたよ。

追記2
とりあえずパケ写のポスター探す。
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