指名手配のテロリストの娘マリーが旅一座のマリアと組んで一躍人気者から革命戦線の旗手となるコメディ。
何度もトライしては途中挫折を繰り返し、ようやく見終えた。
ルイ・マル監督にモローとバルドーという名前に惹かれるけど、それと映画の面白さは別。
一所懸命笑わせようと随所に仕掛けがあるものの少しもハマらなかった。
前半の歌と踊りから後半のドンパチへの展開が強引、しかもモローの恋する男が平井堅(笑)
鳩のオジサンのタバコ芸がさり気なくて驚き(笑)
マリーの父のテロ理由も分からず、後半の革命思想も浅く、ただガン・アクションをやりたかっただけにしか見えなかった。
歳の差6歳なのにオバサンちっくなモローに比べてバルドーの美しさが際立っている。やはりこの2人を見るためと割り切った方が楽しめるかな。
監督 ルイ・マル
キャスト
ジャンヌ・モロー
ブリジット・バルドー
ジョージ・ハミルトン
クラウディオ・ブルック
カルロス・ロペス・モクテズマ
ポーレット・デュボスト