是枝監督と江角マキコさんのデビュー作。
是枝監督の日常感覚への観察眼。
それはデビュー作からして健在でありました。しかも、公開は1995年。昭和の匂いが残る下町などが舞台でありますからね。個人的に…
ゆみ子が12歳の時、祖母が失踪した。それ以来、トラウマとなってゆみ子を苦しめていた。25歳で郁夫と結婚し、息子ができるが、郁夫は自転車の鍵だけを残して列車に飛び込み、命を絶った。5年後、ゆみ子は日本…
>>続きを読む原作があり、脚本も本人ではないが、その後の諸作品で描かれ続けることとなる、もう二度と絶対に直接声を聴けない他者である死者との対話、最も親しかったはずの人のわからなさという主題。偶然だろうが、深掘りは…
>>続きを読む光と陰とそこにある空気そして波音
大阪の生活音から奥能登の波の音へ
あらゆる場所に光は偏在し、それは死者の形見のように生者を照らす
宮本輝の原作は未読
丁寧に積み重ねられたショット
黒い衣装を…