このレビューはネタバレを含みます
ずっと見たくて見たくて
TSUTAYAいくつも探してようやく発見。
この設定で映画を撮ろう、作ろう、と思ったことはすごいと思います。
主演の住田さんも素晴らしい物を持っていると思いました。
が、しかし。
不気味感を出すためなのだろうか?本編が全編に渡り白黒で非常に見辛い。
それを狙ってるとしたら成功。
劇中の音量差が激しい。
セリフ音量ちっさ!!と思ったら普通に出てきたり…
字幕があったりなかったり中途半端で、セリフのわからない部分が多い。
予算が無かったのか古い映像なのかどうなのかはさておき、映像のクオリティがやや低い。
予算が無いんだろうなぁ…と思ってしまう映像に見えた。
ブラックアウトの演出が多すぎてつなぎの編集が甘い感じがしてしまった。
というよりもほとんどのシーンからシーンの移り変わりがブラックアウトで…またか…という気持ちになった。雑。
心理描写が無さすぎて、住田さんの殺人の動機が不明。というか伝わってこなかった。
とりあえず、障害者に殺人させてみた、くらいの感じ。
細かいところの表現がわかりづらすぎる。
そもそもなんでJDの友達がヘルパーに入ったのかも謎。
伝わってないまま終わってたという感じ。
しかし、まぁ題材はすごく珍しいうえに、住田さんの体当たりの演技は素晴らしかったです。
内容というよりも、そこが非常に評価出来ます。
健常者として生まれた以上、もっと自分に出来ることがある。
それを考えなおす良いきっかけになりそうです。
住田さんのこれからの人生がどうか素晴らしいものでありますように。