東映やくざ映画の中でも最高峰に位置する『日本侠客伝』シリーズ第一作目。マキノ雅弘監督✖️笠原和夫脚本による男の意地とプライドを賭けた闘争をパッショネイトに描いた活劇。
ラストの殴り込みシークエンス…
画面の奥行きに注目。どのカットをみても、奥で人が動き、絵になっている。チャンバラシーンだけじゃない。ドカタ仕事、家屋での会話、道を歩くといったなんともないような場面でも奥の奥まで演出が行き届いている…
>>続きを読む現代劇での渋い健さんも素敵ですけど、昭和30年代のピチピチとした健さんも魅力的ですね。他の素晴らしい名俳優に引けも取らず、一際オーラを発散してます。
老若男女、誰が観ても惚れちゃいます。
あらためて…
その後の任侠映画のフォーマットを築いた映画だけにベタの極地なんだけど
それがメチャクチャ面白い
高倉健が主演ではあるんだけど
まだ任侠に不慣れだからか
脇の充実っぷりが凄い
前半は長門裕之の一人舞…
好きな女に思いが通じたその帰り道に斬殺される長門裕之の姿に「次郎長三国志」の石松を思い出し泣きそうになった。不可能とされる、深川から青山までの大量の材木の運び出しを町衆の助力を得て行うシーンの素晴ら…
>>続きを読む一目で悪役とわかっちゃう、みんな大好き安部徹。
まだまだ坊やの松方弘樹。
勿論真打ちこの人、高倉健さん。
誰を取り上げても最高です。
しかしこの映画を飾ったのは他でもない、憎みきれない二枚目半の長…