ラルジャンの作品情報・感想・評価

『ラルジャン』に投稿された感想・評価

ブレッソンじゃなかったら「不親切!雑!何これ!」で終わってたと思う。
そのくらい流れは急だが、あまりにも淡々と描かれていて怖い。割とサイコパスみがある。
途中まあまあ寝てしまったのでもっかい観る。観…

>>続きを読む
省略の極限を突き詰めたような中で決して省略されない扉の開閉の繰り返しがいやでも目につく
「資本主義」みたいなデカい枠ではなく、ここまでシンプルに金の暴力性を語り得てしまえるのかという驚きがある
ブレッソン最後の作品はトルストイなのだが犯罪者を描いてドストエフスキー作品みたいだった。ブレッソンは素人を使うことでも有名。

「もっと素直に抵抗しろ」

初めて「この映画に殺されるかもしれない」なんて思ってしまった。金が足りないと焦る少年が父の書斎の扉にノックする一番最初のシーンから、あの終局に辿り着く運命にあったと感じた…

>>続きを読む
Masa
3.0

自分にはまだ後期のブレッソンはわからない
ここまで感情を排した映画でさらにショッキングなシーンまで映らないとなるとあまり揺さぶられない感じがしてしまう
ラストシーンとかも好きだけどまぁそこそこ
音だ…

>>続きを読む
4.1

軽いいたずら心から使われた、一枚の偽札。
それが巡り巡って、何の落ち度もない一人の青年の運命を、容赦なく狂わせていく。

軽い気持ちで始まったものが、取り返しのつかない場所まで転がっていく。
その不…

>>続きを読む
主人公像は違えど掏摸が思い起こされる。
ラストの展開は圧巻。
フランス映画は紙幣すら様になるのか。
このレビューはネタバレを含みます

監督・脚本 ロベール・ブレッソン

10分くらい見ていて、驚くべきことに気づいた。「アップのカット」が何一つないのだ。普通、ルーズ⇔タイトを繰り返すことで、緩急や抑揚をつけながら構成するのが映像の文…

>>続きを読む
Sakura
4.4

感情を追いかける映画ではない。扉、扉越しのショットや手元を映すショットが印象的。
殴る、殺すといった決定的瞬間はあえて見せない。

この映画における人物は、単に偽札という罪を運ぶだけの存在のように見…

>>続きを読む
吉原
4.0

途中までは評判よりも退屈だと感じていたけれど、最後で評価が一変した。やば映画だと思う。お金という存在の空虚さと虚栄を象徴しているような虚無映画。色々と省略しすぎだし、セリフが少なすぎるし演技が抑制さ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事