説明と情念を排したような即物的なショットを淡々と繋いでいくことで映画全体がシステマチックな印象を強めている。
贋札という貨幣経済に仕組まれた「悪意」はシステムによって淡々と自身を転嫁していく。登場人…
久々に観返したらめちゃくちゃ面白かった!
キューブリックより無感情な演出。テンポが良くて、無機質といっても、見せ方が上手いから説明セリフがなくても映像だけで展開が分かる。
ただ、「小さな悪事が連…
感情を完全に排除した役者達と感情を剥き出しに家を駆け回る飼い犬一匹。着実にそして丁寧に描いた道中は物語の終わりを叙情的に演出した。カフェテリアを覗く聴衆は何を視ていたのか。考えるほどに錯乱し、造り手…
>>続きを読む静かでミニマルなスリリングさ
感情を理解できないこと、わからないことの怖さが露呈していく
悪事の連鎖に身を任せてしまうのは
偶然か必然か…
青を基調とした画づくり
青いインクで書かれた手紙
青い電…
白夜で(好き……)になった以来のブレッソン
これもやっぱり扉の開閉数がおかしい
生活音と環境音、台詞の少なさ(による字幕を読む分のリソースが他に割ける)心地よさ 絶対に必要の無い3行程でキャラクタ…