カス

ラルジャンのカスのレビュー・感想・評価

ラルジャン(1983年製作の映画)
5.0
傑作
悪意とは感情ではなくもはや物質として人を渡り歩いていく。
その間にそれぞれの悪意を含み膨らんでいく。
物語の主人公になるべく少年の悪意により物語の犠牲となった人たちを描いていく。
その悪意の行き先は悪意が生まれたところそして矛先とは全く別の他者へと消費される。
何度見ても驚かされる。
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