ラルジャンの作品情報・感想・評価

『ラルジャン』に投稿された感想・評価

イシ

イシの感想・評価

4.2
いまのとこいちばん好きなブレッソンかなあ
重苦しい文芸作品になりそうなところをあっさり撮ってるのやっぱり素敵
澄んだ悪って感じだけど結局悪としてああなるのが切なくてそこも好き
トマト

トマトの感想・評価

4.4

ブレッソンによる誘導、制限、観客の視線は自由を欠く。
立ち上がった男の頭部は画角から見切れ、次のカットには大きく手を映し、その次には崩壊するテーブル。この統制されていない一連の3カットは、以後の不幸…

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アー君

アー君の感想・評価

4.0

だいぶ昔に観た筈だが、殆ど憶えていなかった。
「田舎司祭の日記」よりは地味さはなく、「たぶん悪魔が」を比べれば難解さはなく分かりやすい部類であった。

[↓以下ネタバレを含む内容がございます↓]

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smileman

smilemanの感想・評価

4.3
見せないから見える物とか、音楽を流さないから聴こえる物があった。カットとカットの空白その刹那こそが映画なのかもしれない。
FancyDress

FancyDressの感想・評価

5.0

ブレッソンの『ラルジャン』は、とてつもない映画であることは間違いない。

見て面白かったで終わるような映画ではない。

なにかが、刺さってくる。なんなんだろう?




『ラルジャン』を撮っていたと…

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baklavaaaa

baklavaaaaの感想・評価

4.2
2024-169 

初ブレッソンがブレッソンの遺作

最初の偽札から最後の終わり方になるの読めなすぎて、これぞ"映画"でした
カウリスマキ感は確かにある
重苦しいのに最後、なんだか心がすっと掬い上げられたような気がして、こんな安易な浄化まがいの心持ちに至ってはならないと思いつつ、そこに至らしめた映像の恐ろしい美的な側面に慄いた。
淡々と、不幸の連鎖が起こっていくのが面白い。映像感覚がみずみずしいながらも、閉鎖的で、独特。また見返したい。
リムジン乗ってた貴婦人見て感じた理不尽💸

このレビューはネタバレを含みます

足し算ではなく、引き算。な印象の映画だった。シュッとしてる
『悪は存在しない』で言ってた上流が下流に影響を及ぼす、というようなことが描かれておりやりきれない気持ちになりました

食堂でもめて机がバー…

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