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戦場のメリークリスマスのsheepmanのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.9
戦争という異常な状況の中で運命を狂わされた人々の話。戦争はしているけど一個人としてはノーサイドだよ、という態度がどこまで実際にあり得たのかは疑問だが、少年時代のセリアズの回想や坂本龍一が手掛けた音楽がもたらす、ある種幻想的で浮世離れした雰囲気の中で不思議と納得?させられてしまう。当時の日本兵と欧州の人々との考え方の違いが繊細に描かれている。
1983年、デヴィッド・ボウイは『レッツ・ダンス』、YMOは『浮気なぼくら』をリリース。アーティストとして脂の乗り切った2人だが俳優としての演技は少しいなたくてそれも味になっている。
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