いかえもん

戦場のメリークリスマスのいかえもんのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
2.5
デビッドボウイ一人追悼企画として。2回観賞。
1回目見たとき、ローレンスの日本語も教授のセリフも聞きとりにくくて、字幕機能はないのか?と若干イライラしたり、登場人物のあまりの演技の下手さにイマイチ入りこめず、なんかよくわからん、ボウイはかっこいいな、教授は下手やなというのが正直な感想でした。
そこで、2回目はヘッドホンでしっかりセリフを聞きとりながら観ました。2回目はローレンスとハラの友情もしっかり伝わったし、文化や人種、性別も超えた人と人との間に流れるあったかいものみたいなものを感じられました。ボウイが教授にキスしたこともなんとなく自分の中でこうかなという解釈はできました。教授の音楽、ボウイの美しさ、ラストのたけしのセリフがよかったですね。
でも、映画としてあれほど聞きとりにくいセリフや、なんでそうなるの?というのを自分で脳内補完したり、wikiやら他の人のレビューを見てなるほどと思わないかんという点では、撮り方も編集も少々荒っぽいように思うので、自分としてはいま一つです。