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戦場のメリークリスマスのぉゅのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
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2024年 鑑賞 24-15-4 [1-15]
NHK BS プレミアム シネマ にて
ローレンス・ヴァン・デル・ポスト先生の短編集「影の獄にて」収録の「影さす牢格子」と「種子と蒔く者」を原作に、「愛のコリーダ」「御法度」等の大島渚監督・脚本による、1942年。日本軍政下にあるジャワ島レバクセンバタの日本軍俘虜収容所で、朝鮮人軍属のカネモト(ジョニー大倉さん)がオランダ人捕虜を犯す事件を起こす。日本語を解する俘虜の英国陸軍中佐ジョン・ロレンス(トム・コンティさん)は、ともに事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラ(ビートたけしさん)と奇妙な友情で結ばれていき、一方ハラの上官で所長の陸軍大尉ヨノイ(坂本龍一さん)は、日本軍の背後に空挺降下し、輸送隊を襲撃した末に俘虜となった英国陸軍少佐ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイさん)を預かることになり、その反抗的な態度に悩まされながらも、彼に魅せられてゆく作品。
スコアはつけられないと判断したため スコアは遠慮させていただきます。

ー 坂本龍一さん追悼:戦場とクリスマスを坂本氏の名曲に乗せて ー
ジャワ島とロレンスとハラ、カネモトの拷問シーンとハラの怖さ、ローレンスが初めて見る切腹とカネモトの親切さと介錯はハラ、武士の情け?とヨノイの登場、軍事裁判と俘虜となったジャック・セリアズ英国陸軍少佐と彼に興味をもつヨノイ、「君らは狂っている」と服を脱ぎ暴行の跡をみせるセリアズ、オカマと俘虜と侍、ハラの目と「ヘンな顔だ だが目は美しい」、ヨノイの心情と「彼を早く回復させるのだ」、真剣で剣道?、ヨノイの声と俘虜の態度、処刑という名の切腹とヨノイの行動と「あなたは間違っている」、花を食らうセリアズ、「やめろ!この野郎!」とクリスマスの歌の練習、セリアスの回想と弟との過去、「ハラ軍曹 君もやはり人間だな」と「ロレンスさん ファーザー・クリスマス」とハラはサンタクロースと酔っ払いのハラ「ありがと」、「ウソをつくのが日本人だと聞いたが」、ヨノイの指示と集められた全員の捕虜が集められと病棟の捕虜もとヨノイのしようとした行為とセリアスの行動とヨノイ失神、首より下を地中に埋められたセリアスと「私が君なら腹を切ってる」、ヨノイがセリアスの●を●る行動と敬礼、ラストの展開は終戦後の死刑前日のハラとハラに会いに来たロレンスとセリアズやヨノイのこととあの日のクリスマス...

戦場の西洋人と東洋人で結ばれた友情と戦場の西洋人に奇妙な気持ちを抱いた東洋人を丁寧に描いた大作。おそらく私はこの作品を10%程も理解できていなかったと思わされるような凄い深さがあったように感じた。私の自論だが、この作品を100%理解出来ているという人はいないはず!

「ヘンな顔だ だが目は美しい」

「さよなら ハラさん 神の恵みを」「メリークリスマス メリークリスマス ミスターロレンス」

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