裕福な家庭で暮らしていた少女だったが、両親が突如共産主義にのめり込んでしまい生活が一変。
狭い部屋での貧しい生活、そして毎晩出入りして激論を交わし合うひげ面の共産主義者たち。
大人達の都合で理不尽に…
監督 ジュリー・ガヴラス(2006年)
「これって、
ぜんぶ、フィデルのせいなのね?」
ヴァルダおばあちゃまが
"フィデル・カストロ"の写真を部屋に
飾っていたのでClipしてた作品
ひげもじ…
ユーモラスに、子どもの視点から共産主義にヒートアップする人々を見つめる映画。
イデオロギーに血肉を捧げるというのは、当人たちにとって最高の体験ではあるけれども、そこに巻き込まれる人々にとってはどうだ…
なるほどな視点から切り取った大人風刺とでも言うべきか・・・激動の時代に、ふくれっ面ながらも真っ直ぐな視線で成長した少女に、思わず笑顔で頷いてましたね。
そう、第二次大戦後、キューバ革命にベトナム戦…
子供が主人公の映画ながら当時の社会情勢を知らないと難しい。キューバ革命以後、米国は中南米の共産主義勢力に敏感になっており、その中でもチリのアジェンデは国民からの支持も高く、(米国にとっては)要注意人…
>>続きを読む突如「キョーサンシュギ」に目覚めた親のおかげで一変してしまった生活に疑問と不満をぶつける子どもが、子どもなりに考えて自分の道を見出す話。
親の思想がどうであろうと、子どもには子どもの世界がある。そ…