nagaoshan

卵のnagaoshanのレビュー・感想・評価

(2007年製作の映画)
3.9
セヒミ・カプランオウル監督作品!

トルコ映画特集②

詩人ユスフを主人公に作られた3部作。
『蜂蜜』『ミルク』『卵』と作られた。
しかし監督は3作目から作り上げ時を遡る様に仕上げたそうです。

本作は台詞、音楽は少なく自然の美しい映像美と鳥の囁き風の音などユスフの内目的な精神世界を表している様でタルコフスキーやアンゲロプロス監督の様な作品で雰囲気はとても好みでした(^^)

イスタンブールで古本屋で古本屋を営んでいるユスフに母の訃報の知らせが入る。
久しぶりに帰省となり母の世話をしてくれていた遠縁のむすめアイラと出会う。
生前母は願掛けしていて生け贄の羊🐏を供えるためアイラと出かけるのだけど…

冒頭の霧の中の風景の長回しががとても美しく一気に物語に引き込まれた(^.^)

是非他の2作品も観たくなりました!

良か映画!
nagaoshan

nagaoshan