言葉にできない映画で、観賞後は他に観たことないものすごい傑作だと思った。思わず立て続けに2回再生。
数年前に観て以来、好きな監督3人聞かれたら、必ずセミフ・カプランオールの名前を出すほど、何か衝撃的に心に残った映画なのだけど、でも何が良いのか、全く説明しずらい。
映画をぜんぜん知らない頃、初めてジャームッシュを観たときの印象に近い気もするけど、それより遥かにゆっくりと、じんわりと染み込んでくる。
美術館で絵画を眺めているときの、ただただ途方もない感覚か。
三部作としてこれに続く、『ミルク』と『蜂蜜』も、同じくらい好き。