このレビューはネタバレを含みます
ユスフ三部作の第一作目。
母の訃報を受け、何年かぶりに故郷に帰って来た中年のユスフ。古びた家に着くと、そこにはアイラという女性が待っていた。聞くと、彼女は母の最期の数年間の世話をしてくれていたらしい…
あらたなる天才に出会った。
今までに見たことのない描写・表現の数々。
トルコ映画と言うことで、日常や宗教観などなどの異文化と言う部分では、
タイの映画「ブンミおじさんの森」
イラン映画「別離」
…
言葉にできない映画で、観賞後は他に観たことないものすごい傑作だと思った。思わず立て続けに2回再生。
数年前に観て以来、好きな監督3人聞かれたら、必ずセミフ・カプランオールの名前を出すほど、何か衝撃…
失うことで初めてわかることがたくさんある。かけがえのないひとを亡くしたとしても、そのひとをめぐる記憶や関係がすべて消えるわけではなく、そのひとの意志は、それぞれにいろいろなかたちで受け継がれていく。…
>>続きを読むイスタンブールの都市で暮らしているユスフという壮年の男性が、母の訃報を受け、母の住んでいた田舎の故郷へ帰る。そこで、母と数年暮らしていたという遠い親戚の女学生と出会い、ふたりで母の死を弔う。その過程…
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