エマ・ストーン、ジョナ・ヒルの育ての親にしてアメリカンコメディ界の雄ジャド・アパトー監督第2作。デビュー作『40歳の童貞男』を上回る2億ドル💲の大ヒットセックス・コメディ。
ヒップホップ界におけるDr.ドレーのような存在であるジャド・アパトー。エマ・ストーン、ジョナ・ヒル以外にも彼の元に集いし映画人"アパトーギャング"メンバーにはスティーヴ・カレル、ウィル・フェレル、ジェームズ・フランコ、セス・ローゲン、ポール・ラッド、マイケル・セラ、ビル・ヘイダー、ジェイソン・シーゲル等がいる。
また、意外なところでは『女っ気なし』『みんなのヴァカンス』のギヨーム・ブラックもアパトー製作監督作品に多大な影響を受けている。
本作はその邦題からもわかるようにセックス・コメディとして本当にしょうもない笑いの数々に溢れてはいるが、同時に父親になること、母親になることの不安や葛藤、男女間における溝をどこまでも誠実に見つめ丁寧に救いとる。
スピルバーグの『ミュンヘン』は名作だ！と語り合う男たち、ロバート・デ・ニーロの物真似が上手すぎるアントマン(ポール・ラッド)など見所だらけ。
