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カルメンという名の女のmのレビュー・感想・評価

カルメンという名の女(1983年製作の映画)
3.5
ジャン=リュック・ゴダール監督が亡くなった。偉大な人が亡くなり悲しみに暮れるが、彼が生み出したものを理解するのが難しい。けれど、なぜか心惹かれる。

確固たる作家性、遊びのようで教訓のよう。今作も大胆なストーリー展開の中に儚さがあり、あぶくのように弾けてしまうようなラスト。ゴダール監督にしては観やすい作品であるが、一筋縄ではいかないのは確か。それでも私はあなたが好きだ。

ご冥福をお祈りします。
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