鞍馬天狗 龍驤琥搏の巻のアップルのレビュー・感想・評価

アラカンこと嵐寛寿郎が演じる鞍馬天狗モノ。鞍馬天狗角兵衛獅子の巻の続きのようなかたちを取っている作品です。角兵衛獅子の巻でひょんなことから預かることになった二人の子ども杉作と新吉にスポットが当てられています。後半は感極まり泣いてしまいました。角兵衛獅子の巻を見た時は鞍馬天狗が何で後生にも語り継がれるくらい人気なのかいまいち分からなかったのですがこの映画を見て凄く納得しました。これは人気出るわ。鞍馬天狗のアラカンと適役の月形龍之介の考え方が対照的でまさに題名の如く竜攘虎搏だなと感じました。とても面白かった。