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ディア・ハンターのmireiitoのレビュー・感想・評価

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
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ディア・ハンター
マイケル・チミノ監督
1978年
第51回アカデミー賞作品賞
アカデミー賞監督賞
第44回ニューヨーク映画評論家協会作品賞
1996年アメリカ国立フィルム登録簿新規登録

マイケル・チミノ監督は名門イェール大学卒業後、広告業界の仕事に就き、TVコマーシャルの監督として有名になっていった。
1971年ロサンゼルスに移り住み脚本家に転身した。『2,001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『ブレードランナー』などを手がけたダグラス・トランブル監督の『サイレント・ランニング』と、監督で俳優のクリント・イーストウッド主演の『ダーティーハリー2』の二作品の脚本を書いた。1974年クリント・イーストウッド主演の『サンダーボルト』で監督デビューを果たす。1978年に、ベトナム戦争を題材にした『ディア・ハンター』でアカデミー賞を受賞した。
こんなに賞もすごいので、ベトナム戦争についても調べてみました。
ベトナム戦争は、宣戦布告が行われなかったため、戦争がいつ始まったのかは諸説がある。アメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営とソビエト社会主義共和国連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営との間に、第二次世界大戦後に生じた冷戦を背景とした代理戦争であった。ベトナム戦争終結後の歴代のアメリカ政府や議会は、アメリカ合衆国がベトナム全土の共産主義体制化と、ベトナムを基点として東南アジア全域が「ドミノ理論」による共産主義化されることを抑止するために、ベトナム戦争に軍事介入したこと、枯葉剤、クラスター爆弾、対人地雷など、不発弾による環境破壊や人的被害に対して、いかなる謝罪も金銭賠償していない。

ベトナム戦争を通して、男たちの友情、絆、そして生死を描いた作品でした。死への恐怖から精神が壊れていってしまったり戦争の恐ろしさが伝わる映画でしたし、ロシアンルーレットのシーンなど死の恐怖でおかしくなってしまう人間の演技がとにかくすごいなと思いました。
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