ノッティングヒルの恋人のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

2024年　43本目

ウィリアムは妻に駆け落ちされ、Tシャツのセンスが終わってる変わった同居人スパイクと暮らしている。赤字続きの旅行書店を営んでおり、ある日そこにスター女優のアナがやってくる。その後彼女と道でぶつかりジュースまみれにしてしまい家に招き入れた。別れ際、彼女はウィリアムにキスをする。後日彼女から連絡があり会うことに。2人きりで会えるかと思っていたが、呼ばれた場所は映画の感想会で、ウィリアムは意味不明な質問を投げ続ける。アナはその夜の予定をすべてキャンセルしてウィリアムの妹の誕生日会に参加、突然現れたスター女優に仲間たちは驚く。次の日アナと映画館へ行くが、メガネがなく度入りの水中ゴーグルで代用。レストランではアナを罵る会話を男らしく制する。その後アナのホテルの部屋に招かれるが、そこにはアメリカにいるはずの恋人が。ウィリアムはルームサービスと偽ってその場を切り抜けるが、アナとの関係はこれで終わりだと勘づく。ある日アナの写真が流出してしまいウィリアムに助けを求める。ホテルにいた男とは破局したことを伝え、その夜初めて2人は共に過ごす。翌朝玄関のベルが鳴りドアを開けるとそこにはパパラッチの群が。スパイクはパンイチでノリノリで記者に対応。アナは取り乱し、ウィルにひどい言葉を投げかける。励ましも裏目に出てアナは出ていってしまい、ウィリアムはその後長い間落ち込み続ける。半年が経った頃、妹がアナの連絡先を入手、しかし電話することはなくゴミ箱に捨てた。仲間たちにはついに彼女の亡霊を追い払い、諦めがついたと告白。しかし彼女がイギリスに来ていることを知ると思わず会いに行ってしまう。彼女は撮影後に話したいことがあるとウィリアムを待たせるが、彼女の俳優との会話を聞くと、ウィリアムは過去の人、なぜ会いに来たか分からず気まずいとのこと。ウィリアムは黙ってその場を去る。しかし翌日アナが書店へ。アナは過去2度の失礼を悔いており、アナは昨日過去の人と言ったのは嘘で、自分がイギリスに残れば会ってくれるかと問う。しかし彼の答えはノー、これ以上傷つくことに耐えられない、また去ったとき再起不能になると。それを聞くとアナは書店を後にする、しかし仲間たちと話すうちに断ったのは大きな間違いだったと気づき、車を飛ばして会いに行く。粋なホテルマンに居場所を教えてもらい、記者会見場に忍び込む。記者に扮してタッカー氏とやり直したいかと質問、アナはやり直すと、イギリスにはいつまでもいると答える。流れるShe、笑顔で見つめ合う2人、そして幸せな2人の生活で幕を閉じる。

・とにかくSheがめちゃくちゃいい曲。
・互いに愛し合える人と出会うことは奇跡に近い。
・ウィルはアナに振り回されるが、文句を言わず基本的には我慢し続ける。この姿勢は大事にしたい。
・笑えるシーンもあっていい。ただあんまり自分にはグッとくる感じの作品ではなかった。
・メル・ギブソンの尻はきれい。