ラブコめがね

ノッティングヒルの恋人のラブコめがねのネタバレレビュー・内容・結末

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

お疲れ様です。ラブコめがねです。
この映画を一言で表すと「孤独と愛」です。
私の1番好きなラブストーリーです。ハリウッドスターと冴えない書店主のラブストーリーを描いたものですが、ウィリアムとアナの人となりも良く分かり、ストーリーも観る人を惹きつけます。始まりはややベタと言えばベタな展開(角を曲がってぶつかって飲み物をかけてしまうところとか)ですが、その後のウィリアムの対応が何とも素直で、どうにかして
相手に気に入られようとジョークを飛ばしたり、細部を気にかける姿が映画を通して印象的です。私が特に好きなのはアナのキャラクターです。これはジュリアロバーツ個人にも言えることですが、とにかく「眼」が凄い。目は口ほどに物を言うとはまさにこのことだと感じました。眼の表現、私も態度が顔に出ると良く言われます。違いますね。
また、ウィリアムの妹の誕生日パーティーに参加したシーンやレストランのシーンは見ものです。ルッキズムやゴシップ問題に悩みつつ、折れそうになりながらも、それでも強く生きていくアナと、それを偏見無しに支えようとするウィリアムの関係性は、現代のさまざまな社会問題と向き合いながら生きていくパートナーの在り方を考えさせられました。
周りに人がいても孤独を感じてしまうことは多々あります。それに気付き、愛することはその人を救うことになるはずです。
以上です。
ラブコめがね

ラブコめがね