ジーンケリーの立ち回りや身のこなしの軽さが光っていた。彼はスタントを全部自分でこなしたというし、本当にいつも圧倒される。屋根から転げ落ちていって端を手で掴むシーンなんて一歩間違えれば大怪我だからハラハラさせられたし、CGなしのアクションはされで味があって良い。
ジーンケリー主演のMGM製映画だから勝手にミュージカルだと思っていたけれど、ストレートの時代劇で驚いた。やっぱりジーンケリーの歌やダンスが好きだから、ミュージカルだったらもっとこの映画が好きだったかも。衣装やセットがオペラや舞台っぽくて可愛い。